私が小さな頃、食事の時に「これ、美味しい」と何気なく言うと、優しい母はそれを聞いて毎日、食事のメニューへ加えていたことがあります
でも子どもは飽き症なので、連日となると・・・もう食べたくないと思っていたのですが、母の優しさだということも理解していただけに、言いだしにくく、ずっと食べ続けた覚えがあります
そして今・・・私は母になり
何気なく作ったサラダを、子どもたちが「美味しい」と言ってくれたことに嬉しくて、あれこれと野菜をどんどん追加して、気付けばサラダを出す頻度が多くなっていました
でもあの頃と違うのは、我が子は素直に育ったのか、「またサラダか・・・」と思った事を口に出し、ため息と共に言われることでした
子どもたちよ、《優しさ》はいずこへ?