ほぼ皆既月食

本日は「皆既月食の日」になります。

今回の月食は、16時49頃から月が欠け始めます。(このブログを書いているた時には始まっていました)

ただ、北海道や東北北部を除く地域では、月食の始まりは月が地平線の下にあるため、見ることが出来ません。関西では月が欠けた状態で空に昇ってきます、この状態を月出帯食 (げつしゅつたいしょく)と呼びます。ちなみに、月食の途中で月が欠けたまま沈んでしまう状態は、 月入帯食 (げつにゅうたいしょく)と呼ぶそうですよ。

月の高度が低いので、東の空が開けた場所で観測することをお勧めします。

満月はだんだん高くなると同時に、欠けている部分の割合が大きくなっていきます。欠け始めから約1時間45分後の18時3分頃には、月が最も欠けて見える「食の最大」となります。月の直系の約98%が地球の影に入るため、今回の皆既月食は、ほぼ皆既月食の状態となり、月は全体的に赤みを帯びて、わずかに一部に白い満月が見られるかもしれませんので、ぜひ、貴重な月の色合いを確認してみてくださいね。

ただし、寒さが増していますので、くれぐれも暖かい服装で観測してください。

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