師走の諸説と別名のいろいろ

突然ですが皆さん、「師走」の諸説をご存知ですか?

「師走」の意味や由来は定かではありませんが、年末は師(僧侶)が忙しくて走り回るから「師走」という説が有力です。他にも「年が果てる」=年果つ(としはつ)=しはつ=しはす=しわすになったという説や、語源は不明ですが、12月のことを「しわす」といっていたので、当て字で「師走」になった説などがあります。

また師走には「別名が色々ある」ことをご存知ですか?

旧暦では1月2月3月を春、4月5月6月を夏、7月8月9月を秋、10月・11月・12月を冬としていました。そのことから次のような12月の別名、異名、異称があります。

晩冬(ばんとう)、冬の終わりという意味/三冬月(みふゆづき)、冬の三番目の月という意味/梅初月(うめはつづき)、梅が咲き始める月という意味/春待月(はるまちづき)、次の春を待つ月という意味/歳極月(としはすづき)、1年の歳の終わりという意味/苦寒(くかん)、寒さが厳しいという意味など、たくさんあります。

知っているようで知らないことが、たくさんあると改めて知った、年末でした。

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