大慌て②

先日、真ん中さんが登校間際に「お腹が痛い」と言いだしました。

学校が遠いこともあり早くに家を出る真ん中さん。駅までの遠い道のりも、バスではなく毎日歩いている真ん中さん。急な体調不良で「もう家を出る時間!!」と、気持ちは焦っているのに身体が動かない様子。ギリギリまで家にいてもらおうと、駅まで車で送ることにしたのですが、車内でも辛い様子。これは電車の中で更に痛くなるかもしれないと思い、予定を変更して学校まで送ることにしました。

そうしたら・・・。

なぜか数分後には元気になる真ん中さん。「道中が車だから安心した」と言いだしましたが、こちらは逆に、朝のラッシュ時に学校まで送ることがないため、道路の混み具合がわからず、登校時間に間に合うのか焦ってきました。しかも「友だちと駅で待ち合わせをしているから、学校ではなく最寄り駅まで、○時までに到着して欲しい」と、希望時間や降りる場所まで指定されました。希望した時刻と道路状況との兼ね合いで、ずっと時計とにらめっこしている私。後部座席でウトウト寝ようとしている真ん中さん。

《これっておかしい!体調が悪い真ん中さんを心配して、学校まで送っていたはずなのに、まるでタクシーみたいになっている!!!》と思う私と、《辛そうだった腹痛が落ち着いたのなら良かった》と思う私の感情が整理できないまま、日中ならスムーズに動く場所で、思わぬ渋滞に巻き込まれたり、ことごとく信号が赤になったりと、なかなか思うように進まない車。それでも何とか希望時刻に最寄駅へ到着。任務完了でヘトヘトの私とは対照的に、「ありがとう、いってきます」と元気な声で車内から降りていく真ん中さん。

ふと、こんなことが以前にもあったなと思いだしました。

それは上の子さんが高校生の頃。忘れ物をして登校途中から帰ってきたときの出来事です。再び学校へ向かうのに、車で学校まで行きたいという上の子さん。ラッシュ時は車より電車の方が早いと伝える私。それでも一向に上の子さんには理解してもらえず、体験が一番と学校まで送り届けた結果、今のようにギリギリ間に合ってしまったのです(2018.9ブログより)

あれから3年・・・事情は違えど、やっていることは同じ。何も変わらない自分自身に後悔する帰り道でした。

 

関連記事

  1. 届きました!

  2. ゴールデンウィーク ①

  3. 年の瀬

  4. 旦那の味覚

  5. 通常通りです

  6. 師走の諸説と別名のいろいろ