おじや?雑炊?

今日は「おじや」が食べたくなり、お昼ご飯に「おじや」を作っていたところ、テレワークで家に居る旦那から、「雑炊作っているの?おいしそうだね」と言われました。ん?「おじや」を作っているつもりだけど、「雑炊」に見えた?これって違いは何だろうと思い調べてみました!

「おじや」は、炊いたご飯を洗わずに鍋に入れて煮込み、醤油や味噌などで味付けするのが一般的で、汁気をあまり残さず、ねっとりとした食感に仕上げるのが特徴です。

一方「雑炊」は、炊いたご飯を水で洗って粘り気を取ってから煮込むため、サラリとした食感が特徴で、野菜や魚介類、肉類などを一緒に煮込むことも多く、ネギや生姜などの薬味もよく使われます。あまり煮詰めずにご飯の食感や汁気を残すのも特徴です。

「おじや」と「雑炊」に明確な違いはなく、辞書の上では同じものとして扱われています。「おじや」は「雑炊」の女性語や方言だと考えられていますが、地域や家庭によっては、味付けや作り方などで「おじや」と「雑炊」を区別しています。

例えば地域によっては、醤油や味噌を使って濃く味付けしたものを「おじや」、塩味や出汁汁で仕上げた薄味のものを「雑炊」と呼んでいたり、ご飯と具材を初めから一緒に煮込むものを「おじや」、鍋やスープの残りにご飯を後入れして煮るものを「雑炊」と呼んで区別することもあるようです。

このように考えると、私は「おじや」と「雑炊」を混ぜて作っていました。ご飯は水で洗わずに鍋に入れて煮込んだので「おじや」ですが、野菜や薬味も入れたので「雑炊」にもなります。また味付けは味噌を使ったので「おじや」になり、今日のお昼ご飯を正しく説明すると「雑炊風のほぼおじや」になりますね。

みなさん、作り方や味付けの違いがあることをご存知でしたか?

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