弥生の由来

今日は朝から冷たい雨が降り続いています。夕方になり風も強まっていますので、お出かけの際は気を付けて下さい。さて今日から彼岸の入りになります。今更ですが今月の和風名月は「弥生」です。

「弥生」というと弥生時代を思い浮かべる方もいるかもしれません。弥生時代という名前は、東京都文京区弥生町で、その時代の土器が見つかったことから名付けられた名前で、弥生時代と「弥生」は関係ありません。

弥生の「弥」は【いよいよ・ますます】、「生」は【草木が生い茂る】という意味があります。つまり冬が終わって草木が芽吹き生い茂る季節を表現しています。また「弥生」の語源は木草弥や生ひ茂る月(きくさいやおいしげるつき)が短くなって弥生(いやおい)になり、さらに変化して弥生(やよい)になったという説が有力とされています。

弥生の別名には、「晩春(くれのはる・ばんしゅん)」があり、春の最後に月という意味があります。また「桃月(とうづき)」桃の花が咲く月という意味や、「花惜月(はなおしみづき)」春の花が散る季節でもあり、花を惜しむ月という意味もあります。みなさんは、弥生の由来をご存知でしたか?

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