昨日のブログに弥生の別名について書きましたが、その中に桃月(とうづき)といって、桃の花が咲く月の意味があることをお伝えしました。
突然ですが皆さん!この時期に次々と咲く「梅の花」→「桃の花」→「桜の花」の見分け方をご存知ですか?見た目も何となく似ていますが、それもそのはず!梅、桃、桜は『バラ目・バラ科・サクラ属』の植物なのです。では、どのようにして見分けるのか、ポイントは2つ。
1つめは【花びらの形】です。梅:花びらの先が丸い 桃:花びらの先が尖っている 桜:花びらの先が割れている
2つめは【枝に花びらがどうついているのか】です。梅:1カ所に1花、花柄〈花と枝が繋がっている所〉が殆どありません 桃:1カ所に2花、花柄が短い 桜:1か所に多花、花柄が長い
こうして見てみると、私が見わけにくいと感じている、桜と桃の花の違いが良く分かりました。またそれぞれに香りも違うようです。
梅:ジャスミンに似た甘いソフトな香り 桃:香りはそれほど強くなく花だけでなく葉からも甘い香りが漂う 桜:匂い桜とよばれる品種もありますが、一般的には香りが弱く、鼻をつけても感じにくいほどです
どうでしたか?よくご存知の方もいると思いますが、改めて梅・桃・桜の花をじっくり観察するのも春の醍醐味のように感じます。ぜひ木々に咲く花を見上げてみて下さいね。