育児日誌

毎年、商店街にはツバメの巣が作られています。軒下や看板下の小さなくぼみに巣を作って、生まれた雛がスクスクと育ち飛び立って行きます。今年も巣からくちばししか見えなかった雛が、あっという間に巣が狭く感じるほど大きく育っている姿を見て、微笑ましく感じている受付です。

先日、そんなツバメの雛のように、我が子の成長を振り返る日がありました。それは真ん中さんの授業課題の内容でした。保健の授業で育児に関しての課題があり、乳幼児期につけていた、育児日誌を読み返すこととなりました。

あの頃は、やんちゃな上の子さんがいて、生まれたばかりの真ん中さんがいる、日々が目まぐるしく忙しいなか、育児日誌を書き続ける時間がなかなかとれず、くじけそうになっていました。でも日誌を書く時間だけは、真ん中さんだけに愛情を注ぐ時間と考えて、1日を振り返りながら、一生懸命書き続けたことを思いだしました。授乳やミルクの時間、離乳食を食べさせた時間、その日の気温や真ん中さんの機嫌、初めて出来たこと等を書き続けた日誌は、私にとって宝物です。

真ん中さんと日誌を読み返しながら、あれこれと話をする時間は、真ん中さんにとって課題の勉強でも、私にとっては真ん中さんの成長を感じる、とても貴重な時間となりました。

 

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