今日から3月ですね。日差しも気温も暖かく、やっと春がきた!と感じる方も多いのではないでしょうか?3月になると数日後に訪れるのが、「ひな祭り」ですね!そうなると「ちらし寿司」が想像されます。そんな「ちらし寿司」が関東と関西で違うことをご存じですか?
「ちらし寿司」とは、酢飯の上に握り寿司で使うネタを並べたもので、具材を散らすことから「ちらし寿司」と呼ばれるようになったそうです。
「ばら寿司」は、刻んだ具材をバラバラに、白ご飯へ混ぜ込むことから、「ばら寿司」と呼ばれるようになったそうです。
岡山発祥の郷土料理になっている「ばら寿司」ですが、江戸時代初期に岡山藩主が、庶民の贅沢を禁じ一汁三菜を命じたため、寿司の中に、たくさん具材を入れて、ひとつの料理にし、一菜にしてしまえと考案したことが始まりだといわれています。
こうして考えると、関東では酢飯に海鮮が乗っているのお寿司をひな祭りに食べるので、「ちらし寿司」になります。一方関西では、酢飯と具材が混ぜ合わさっているのお寿司をひな祭りに食べるので、「ちらし寿司」ではなく正しくは「ばら寿司」となります。正しい呼び方が、聞きなれた呼び方とは限りませんが、そうなることを知っておいてもいいかもしれませんね。
さてみなさんのご家庭では、「ちらし寿司」「ばら寿司」どちらを召し上がりますか?