今日は朝から雨が降っていましたが、今ではすっかり止んで風が強く吹いています。闊歩の受付で仕事をしていても、「ゴオオオオ」と音が聞こえてきます。みなさま、お出かけの際は気をつけてくださいね。

さて前回からの続きですが、滋賀県へ出かけた私たち夫婦。帰宅の時間が、ちょうど渋滞の時間と重なってしまい、ピタッと止まることはないものの、このままノロノロと進み続けるか、遠回りでも抜け道を探して行ってみるか悩み、相談して決めたのは抜け道を行くことでした。

それは比叡山の近くを通る道だったのですが、車1台がギリギリ通れる塗装もされていない、ぬかるんだ山道でした。片方は山、片方は崖で、ガードレールもなく、クネクネと曲がり続け、晴れているのに薄暗い獣道だったのです。ひょっこり動物が出てきたり、少し大きめの石が落ちていたり、前から対向車が来たら進むことができません。でも道幅が狭いため、ドアを開けて助手席から降りることも難しく、Uターンすることは絶対に無理な道を、「大丈夫？ゆっくりね」と何度も言い合いながら進みました。時間にしたら２０分ほどだったと思うのですが、体感ではもっと長く感じられました。

おかげで塗装された道が見えてきたときは、２人ともホッとしました。お互いにどこかで、このまま道が途切れてしまうのでは？と思っていたのですが、怖くて言いだせなかったのです。そのまま市街にでて、高速道路で帰宅してきたのですが、結果的に遠回りでも抜け道が早かったのか、あのままノロノロでも渋滞に連なっている方が早かったのかは謎のまま。でも忘れられない帰り道となりました。もう二度と走りたくはないですけどね。