ハプニング

昨日は朝からハプニングがありました。それは1時間半ほどの停電です。

どうやらこの地域だけの停電だったのですが、豪雨でもなく、雷もなく、強風でもなかったのに、それは突然やって来ました。患者さんが小さなお子様を連れて来られて数分後、停電が始まりました。すぐに電気がつくだろうと、私も先生も、患者さんも思っていたのですが、予想とは違い停電は続きました。

小さなお子様は暗い院内が少し異様に感じた様で、このまま怖がってはいけないと思い、窓際におもちゃを運んで遊んでみたり、外を覗いてみたりして、常に声かけをしていたのですが、それでも不安そうだったので、患者さんと先生に許可を得て、院外の通路を散歩することにしました。

停電のせいでパソコンはもちろんですが、電話も不通となってしまい、受付業務が滞ってしまったので、ちょうどお子様の相手をするのが、私の仕事となりました。

可愛いお子様は、外の景色に興味津々。停電で信号も真っ黒だったので、それを見に行ったり、散歩途中で落ち葉を拾って大事そうにしたり、何度も往復をしていたら、商店街の並びの方も店頭に出てきている人が多く、小さなお子様を微笑ましく見守ってくれました。途中で店前の金魚を見せてくれたり、お店の中を覗かせてくれたりして、小さなお子様はとても楽しそうでした。(商店街の皆様には感謝しかありません、ありがとうございました)

消えた信号機の交通整理に警察官が駆け付けたことで、パトカーが到着したので見に行ったり、関西電力の方が信号機を修理に着たことで、その音を聞き付けて作業を見に行ったりと、停電経過をずっと小さなお子様と一緒に観察していました。結局、小さなお子様を連れた患者さんは、施術が終わるまで停電は続きました。会計時にはレジスターが動かず、焦る場面もありましたが、小さなお子様が怖くなることなく、笑顔でお帰りいただいたことにホッとした私です。

その後、次の患者様の施術途中で停電は終わり、やっと通常業務がスタートしました。停電は設備への樹木や鳥獣等の接触だったそうで、理由も判明してよかったです。ハプニングはありましたが、久しぶりに小さなお子さんと手を繋いで散歩して、とても癒された時間となりました。

関連記事

  1. 夏の散歩

  2. オリンピック2

  3. ザリガニの日

  4. 母のお弁当

  5. 猪名川花火大会

  6. 本日の営業時間について