今日は3月3日の雛祭りです。
昔からよく、雛人形の片づけが遅れると婚期が遅れるので、ひな祭りが終わったらすぐにしまった方がいいといわれています。
これには雛祭りが終わっても、ひな人形を出しっぱなしにしていると、だらしがない印象を与えるので、早くしまった方がいいといわれている説や、雛人形はお内裏様とお雛さまの結婚式を表現していることもあり、結婚すると女性は幸せになると思われていることから、人形を早く出すことで早く嫁に出す、早く片づけることで早く嫁に行くと連想されていた説もあります。
では雛人形を片付ける日はいつかというと、啓蟄(けいちつ)の日といわれています。この日は、冬眠していた虫が春の訪れを感じて、土の中から出てくる日といわれています。今年の啓蟄の日は3月5日です。春を訪れを感じるほど暖かくなり、次の季節へ移り始めていることから、その前に片付けるといった意味もあるようです。
でも一般的には3月中旬や気候が良い日などを選んでしまうことが多いようです。また関西の地域によっては、4月3日(旧暦3月3日)まで飾っておくところもあるようです。みなさん、ご存知でしたか?