各地の邪気払い

今年は2月2日が節分でした。節分といえば、豆まきをして恵方巻を食べる方が多いと思います。みなさんも食べられましたか?

我が家は初めて旦那が恵方巻を巻いてくれました!いつもは家族の食べたい本数を事前に聞き、当日は業者さんのように黙々と巻き続けている私ですが、今年は日曜日が節分だったこともあり、旦那が初挑戦してくれたので助かりました!旦那さん、ありがとう!!!

節分で縁起を担ぐ食べ物や、役を落とすなどの意味合いが込められている食べ物は、地域によってほかにもあるのでご紹介します。

まずは「落花生」。節分の豆まきに使われるのは、大豆などが一般的ですが、北海道や東北、九州の一部では、大豆の代わりに、落花生をまく習慣があります。なぜ落花生をまくかというと、踏んでつぶれたり、家具の隙間に入り込んだりせず、見つけやすく、殻をむけば食べられるといった衛生面があるからです。また、寒冷地では積もった雪に、まいた豆が埋もれることがないからだそうです。(なるほど、知恵ですね)

つぎは「クジラ」。山口県では節分にクジラを食べる習慣があります。日本有数のクジラ捕獲基地がある下関市、古くからクジラ漁で知られている土地だけに、節分の学校給食にはクジラ料理が出されたり、街頭ではクジラ汁がふるまわれたりします。世界最大のクジラを食べることで、志を大きくといった意味合いも込められているそうですよ。(確かに大きな志がもてそうです)

つぎは「こんにゃく」。四国では昔から「砂おろし」と呼ばれていて、食物繊維が豊富で低カロリーなこんにゃくを食べると、体に溜まった悪いものを、おろしてくれると信じられていました。邪気払い、厄落としにも通じるものがあるため、縁起のよいゲン担ぎの食べ物として食べられています。(こんにゃくが邪気払いとは知らなかったです)

つぎは「ぜんざい」。関西地域で食べる風習があったようです。あずきは厄除けに良いとされていて、節分の日にも縁起物として食べられています。(いつ食べてもおいしいですよね)

最後は「福茶」。福茶とは、大豆や梅干し、塩こぶをいれて、お湯を注いだものです。もともとは新年に初めて汲んだ水で、入れるお茶を「福茶」と呼んでいて、飲むことで1年間無病息災で過ごせるとされています。大豆はまめに働く、昆布はよろこぶ、梅はめでたい松竹梅の1つとされ、縁起物としても飲まれています。

・・・と、少し調べただけでも、たくさんありましたが、まだまだ地域によっても、時代によっても、食べられているものは多いと思います。私が幼少期のころは、かんぴょうや高野豆腐など、シンプルでオーソドックスな恵方巻でしたが、今では中身が揚げ物になっていたり、サイズが半分の量のもので販売されていてたりと、多種多様になっていることで、時代を感じます。

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