宣言発動!

子どもたちは良くない癖があります。それは階段へ置いた洗濯物を、自室へ持っていかないことです。

この問題は長い間、私が戦っています。あるときは階段いっぱいに洗濯物を広げて、階段を使いにくくしてみたり、あるときは腹が立って、洗濯物を階段へ投げつけてみたり、あるときは一段ずつ洗濯物を置いてみたりと、洗濯物の存在感をアピールし続けているのですが、どれも子どもたちには効果がありません。階段いっぱいに広げたときは、洗濯物をよけながら上り下りしていたり、投げつけた時もそのときに必要なものだけ拾っていたり、一段一段のときは完全に無視されていました。

私の限界も数か月に1度はやってきます。「今夜片づけないと回収して破棄します」宣言を、メールで発動します。そんな日は片づけてくれるのですが、先日とうとう片づけませんでした。腹がたった私は回収して隠しておきました。

それから数日後(数日間は気がつかない子どもたちに驚き!)、最初に気が付いたのは真ん中さん。「着たい服がない」と言い出しました。まずは知らぬ顔の私。しばらくしてから、先日の宣言が発動されていたことに気がつき、「お母さん、知らない?」と聞いてきました。「知ってる」と答えたところ、自分が片づけていなかったことに気がついたはずなのに、反省ではなく私が隠していたことや、私へ言い訳をして怒られたことも重なって物やドアに八つ当たりを始めました。それも時間が経つとスッキリしたのか、「すみませんでした」と私へ謝ってくれました。

さらに数日後(ここでさらに数日間経過しても気がつかない末っ子さん、大物です!)やはり着たい服が見つからず、部屋の中を探し続けること30分後。私の発動を思い出し「お母さん、知らない?」と聞かれた私。その日はご飯も食べて大満足の時間だったこともあり、優しい笑顔で「知ってる」と伝えました。末っ子さんはすぐに「ごめんなさい」と穏やかに誤っていました。「お母さんが穏やかな時間でよかったね。真ん中さんは朝の忙しい時間だったから、喧嘩になってしまったよ」と伝えたところ、末っ子さんは苦笑いしていました。時間によって態度が違う私も悪いのですが、数日気がつかない子どもたちにも飽きます。これで毎日片づけてくれるようになったらいいのですが・・・。どうなることやら、戦いはまだまだ続きそうです。

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