回転焼き、御座候・・・

女優の深津絵里さんが好きな私は、毎日NHKで放送される朝の連続ドラマ小説を見るのが楽しみです。今朝の放送では深津絵里さんが「御座候」を作る場面があったのですが、どうやらこの名前、全国で様々な呼び方があることをご存知ですか?

回転焼き、大判焼き、今川焼き、御座候、おやき、あじまん、甘太郎、太鼓焼き、二重焼きなどの呼び方が、全国には広がっているのですが、同じ近畿でも各地で呼び方が違います。一般的に広く認知されているのは「回転焼き」ですが、地域によって大阪では「太鼓饅頭」「巴焼き」、奈良では「めおとまんじゅう」、京都では「大文字焼き」という呼び方もあったりするみたいです。

そして兵庫県では地域によって「御座候」と呼ばれています。これは、兵庫県に本社を構える食品会社「御座候」に由来します。この会社名は「お買い上げ賜り、ありがたく御座候」というお客様への気持ちが込められています。このお店で回転焼きを売り出したところ、非常に評判を呼び、いつしか会社名が商品名として定着したと言われています。元々は会社の名前だった「御座候」が、いつしか商品名に変わったのはおもしろいですよね。

ちなみに、私は「御座候」が大好きです。私が買いに行くと、子どもたちが小さかった頃は、店先で焼いている店員さんの手元を、熱い視線でジーッと見つめていたので、店員さんは作業がしにくかったことと思います。みなさん、今日のお茶菓子に「御座候」はいかがですか?

関連記事

  1. みなさんの餡は・・・?

  2. アピールが凄い

  3. 洗濯機→テレビ→???

  4. 鰤(ぶり)の日

  5. 猫のお風呂

  6. 枯葉と犬